旅の本はいかがですか?
コロナ下で、生活スタイルがインドアに変わることで、変化がない毎日にあきあきしてのか、今日は、以前友人と弾丸で行った京都旅行の夢を見た。
旅行といえば、新婚旅行を予定したものの、コロナと妊娠のダブルパンチでキャンセルした。
まだ、3ヵ月に満たず旅行はしばらくお預けなのだが、
「昔、テレビで見た、海みたいに広い川を中国に見に行きたい」とか
「母と行った四国で乗った瀬戸内海を縦断する列車」を思い出したりとか
いろいろと欲望はつきない。
そして、今日、ふと思い出した。
ノベルティ(無料配布)の連載であったので、
あれはなんのタイトルであったか思い出せないが、
椎名誠さんの旅行記を毎月楽しみに読んでいた記憶を思い出した。
わたしが、特に記憶しているのは、
「チベットでは、人の死が日常的で、死体のそばで座っている風景が普通」
という章だ。人の死生観というものにとりたてて興味があったわけではないが
我々の仏教の元来の考え方、というところをもっと知りたいと思った
旅行というとガイドマップで観光名所に行くことが常々だが、
別の視点から、あなたの行きたい国があぶりだされることが期待できる。
また、どの本もやんちゃな男の子に感じるのと同じ気持ちを得られること、
間違いない。
旅行に行けない今、さまざまな国を本でめぐってみることが
アフターコロナのあなたの旅行をより充実したものにすることは
間違いない。
残念ながら、私の読んだ連載がまとめられている本を探し当てることができなかったのでおすすめふたつ。この著者の旅行エッセイであればどれもはずれはないと思う。