わたしは失業者として守られていることを知った
失業者になることに、躊躇はなかった。
結婚と転勤なんてよくある話だし、楽天的なところがあるので、
「人生どうにかなるものだし。ケセラセラ・・・」
という気持ちもどこかにあった。
移住する1月末までは息つく間もなく、実際の就職活動開始が2月スタートとなった。
そして、数日後・・・
目が覚めても何も予定がない生活に私は焦りを感じていた。
転職活動、楽観してましたが、まったくの空振りが続き、面談まで進んだ企業でもスキルのミスマッチによる不採用通知が続いている中、
私はハローワークに行きました。
私のように気が立っている失業者からするとふざけた名前ですが
失業したからには、ハローワークと相場が決まっています。
ハローワークと言えば若かりし頃
「自己都合の場合、3ヵ月後に受給開始となります。」
え?
金が今必要なんだが・・・!?
3ヵ月?家賃払えんマジ死ぬし無理。
・・・・・・
もういい、いらん失業手当なんていらんーーー(←短気)
結果、アルバイトで当面の飢えをしのいだ過去を持ちます。
こんな経験から失業手当には、いっさい期待していませんでした。
がしかし、
「ご結婚による転居ともなう退職であれば、会社都合と同等の条件となります」
とお姉さん。※期間の定めがあるとか?
はじめて知ったけど意外と自己都合となっていてもほんとの自己都合
(わたしのように「まじむり、やめるしかない次いこ・・」という退職)以外では、
救済措置があるようです。
しかも、私、雇用期間の合計が通算12年超(あのとき逆切れして結局失業手当申請しなかったからな)となっていて、120日分も手当がもらえるゾーンに知らずにレベルアップしてました。
結果通算すると50万ちかく授与できることが判明。
雇用保険料なんて、月々2000円くらいなものだった気が。このリターンはでかい。
国、最高!
(正直、旦那いる主婦こんなにいっぱいいらないよ?考え直したほうがよいと思う。でももうそういう仕組みだし仕方ないよね?もらいます、、ええ。)
旦那から扶養されている、のは複雑な気分ですが、国から守られている、のは何の問題もありません。力強く、国から守られたいです!
もう一度いいます。
国!優しい、国!弱者のことちゃんと見てるやん!
翻ってアメリカでは、
失業手当は「会社都合であっても」もらえない
ため、失業したら即アルバイトなどで働く必要があるんですって。
個人主義で実力主義のアメリカ、転職は一大事じゃなくて一般的なことだから、
というのは頭では理解できるけど、
会社都合の退職って、身も心もけっこうボロボロなんだよ、、、?(※経験者)
稼いでる人が、失業してる人を支える。
もし自分が弱ったときは、力を借りる、
という仕組みを作った人は賢いし相互扶助という考え方は、
やはり、よくもわるくも日本的だと思います。
ちなみに、アメリカでは「交通費」を企業が負担することもないそうです。
・会社の近くに住もうが遠くに住もうが個人の自由
っていう。これも、きっつ。。。。
まぁ、めっちゃ遠くからなぞに通ってる人とか、交通費2万とか
毎月会社何のメリットもないよね。確かに。(無駄に遠くから通ってる人を知っているし)・・・ってなるけども、
断固認められない、、、
日本の会社は、慣習的にこの辺手厚いが
当たり前、と思えることが1歩外にでると、
当たり前じゃないことって
意外とあるんだろうな、
あと、ハローワークの職員さん、超優しい。
けっこう、雑な活動でも判子もらえるしいい意味で力抜いてこ?という雰囲気です。
明日もいきたくなる。(→近ければな。交通費が往復500円かかるので行けない。)
昨日も担当さんに元気をもらいましたし。
こんどは、私が失業者を手助けできる納税者側になれるように
本日もがんばります~^^わーい/